2021/12/30 朝霞ガーデン 大惨事の釣り納め
2021年の釣り納めは子どもと一緒に朝霞ガーデン。
さすがに年末休みだけあって、池の周りにはズラッと並ぶひと、ひと、ひと。1号池の端っこに陣取ったあとは、身動き一つとれないほどの混雑ぶり。
当然、プレッシャーがかかりまくりで、まあ、ビックリするほど釣れない。バイトすらないまま、沈黙の時間が過ぎていきます。
ひとつ学びました。休日で大混雑する朝霞なんて、よほどの事情がない限り、行くもんじゃありませんね。
キャストする度にお祭りしないよう気を遣うのは、できれば避けたいところなのです。
クーガHFで釣れた、貴重な一匹。
結果、6時間で4匹。あのコンディションでは、ボウズを喰らわなかっただけ、マシなのでしょう。
2021年の釣り納めは見事、惨敗です。朝霞ガーデンでの6時間の釣果としては、最低記録タイという大惨事でした。
これで2021年のトラウトの釣果は756匹となりました。なんと2019年(1685匹)の半分以下です。
なにもかも、コロナのせいです。
2021/9/14 朝霞ガーデン 自己記録更新
今年に入って完全放置されていた当ブログ。コロナ禍のせいで釣行回数が決定的に減り、次から次に湧いてくる仕事に追われて、釣りどころではありませんでした。
それにね、これまで、たまに朝霞に行けたとしても、書けることがなかったんですよ。ビックリするほどの貧果に泣いていました。
7月21日は3時間で5匹、8月12日は6時間で4匹という体たらく。初めて朝霞に行って洗礼を喰らった時よりも釣れてません。
時速2匹にすら届かないって、一体どういうこと?
魚からの反応もなく、トボトボ落ち込んで帰るだけの釣行を、文章にしても仕方ありません。ブログの更新も滞る訳です。
しかし、8月までは絶不調だったものの、9月に入って「明かりが見え始め」ます。気温がグッと下がり、そのせいか、久しぶりに朝霞を訪れた8日は6時間で29匹。
で、14日が今月二度目の釣行。タックルはブレイクスルーゼロヴァージ、ルビアスLT2000S、鯵の糸 0.25号です。
2号池に陣取って、最初からアキュラシー0.6gを投げ倒します。少し重めのルアーで広範囲をサーチなんて、まどろっこしいことはやりません。
竿を立て気味にして、水面スレスレをひらひらと泳がせます。すると流れに乗ったところでぐいっと竿が引き込まれる。
マイクロスプーンからスタートするという作戦が功を奏し、最初の一時間、時速7匹という好スタートを切ることができました。
しばらくするとアキュラシーでは反応が薄くなってきたため、クランクを試してみます。
ミッツには相変わらず反応しないものの、クーガHFを引き波を立てつつユラユラ泳がせてくると、バクっ。
これも連発して、30分で6匹をゲット。うん、楽しいぞ。
調子良く釣果を伸ばしていると、ぶちっ。ショックリーダーの結び目ではなく、スナップのところでラインブレイク。大切なクーガHF、マットメタルオリーブをロストしてしまいました。
ルアーキャッチャーを準備して、プカプカ浮いてくるのを待ってみたのですが、無情にもクーガHFは行方不明のまま。どこに流されてしまったのか、影も形も見えません。
いつもだったらお気に入りのルアーを失くして、どんより凹んでしまうところなのですが、この日のロストはこれ一個だけだったし、その後の好調が帳消しにしてくれました。
途中、反応が鈍ることはあるものの、ルアーを変えて、ちょっと違う攻め方をすると、またパタパタと釣れ続きます。
最後の一投を丁寧に巻いてきて、足元でヒットしたときには充実感に包まれましたね。
してやったり。
終わってみれば、
アキュラシー0.6gで18匹。
アキュラシー0.9gで5匹。
クーガHFで12匹。
トレモスリム28MRで7匹。
計42匹で、自己記録更新です。最後まで時速7匹を押し通せるなんて。
スプーンは白が入ったもの、クランクは茶系が好調でした。
もうね、ひとつのルアーに固執するのは危ないと分かっているはずなのに、「西山リクエスト」というカラーに絶大な信頼を寄せてしまいます。
朝霞ガーデン 2020/12/28 コロナの年の釣り納め
今年の釣り納めは小さな同行者と朝霞ガーデンです。
年末らしい混雑ぶりで、釣り座を確保することもままなりません。次から次に割り込んでくる人を避けるように、ルアー池から2号池へ流れ着きます。
2号池でもプレッシャーがかかり、魚も簡単には口を使ってくれません。
そりゃ、これだけひっきりなしにルアーが目の前を泳いでいれば、魚も警戒するでしょう。
手を替え品を替え、色んな攻め方を試してみるものの、なかなかヒットルアーを見つけることができません。かなりの苦戦を強いられます。
いつも頼りにしているクーガHFで釣れたのも2匹だけ。
放流やフライ池開放に頼りながら、6時間でなんとか15匹という結果に終わってしまいました。
取り立てて書くべきこともなく、釣り納めはひっそりと終了。
で、コロナのせいで散々な年となった2020年、キャッチできたトラウトの総数は1304匹となりました。4月から5月にかけて、まるっきり釣りに行けない時期があったため、2019年の1685匹よりも少ない結果に。
悲しい。
来年は釣りまくるぞ、と意気込んでみるものの、来年の前半はもっと厳しい状況になってる気がしています。
どうせまた、非常事態宣言で外出制限がかかるんだろうし。
朝霞ガーデン 2020/12/21 釣り方がガラリと変わる
12月に入って、朝霞ガーデンの様子が変わってきました。
一昨年や昨年のこの時期は、としまえんFAに通っていたため、冬の朝霞ガーデンでの経験が圧倒的に不足しています。この時期は例年こうなのか、あるいは今年だけこうなのか、今のところ判断がつきません。
どう変わったかというと、クランクによる釣果が激減し、大半がスプーンによる釣果になりつつあります。
私の場合、2号池で釣る時間が圧倒的に長いのですが、ここでは魚が表層にいなくなってしまいました。水面からおそらく50cmほどの場所に溜まっているように見えます。マッディな水質に、黒い影がうっすらと見えるくらい。
このため、とくに水面に引き波を立てながら釣るルアー、たとえばクーガHFやミッツに対する反応がパッタリと途絶えてしまいました。
フローティングのクランクで釣れないことはないものの、反応が薄い。自然とスプーンを投げることが多くなってきています。
この日のタックルはブレイクスルーゼロヴァージ 6.0GL 4G DUOにカルディア LT1000S-P。
そうそう、釣行する度にふたつ、みっつルアーをロストする悪癖を治そうと、最近、ラインを変えたんですよ。
マスターリミテッド スーパーエステル 0.3号 1.4lbから、プレッソTYPE-E 0.4号(2lb)に。
ショックリーダーも2.5lbのフロロから2.5lbのナイロンに変えてみました。
結果、ライン同士の結び目で切れることはなくなったものの、今度はスナップとの結び目でラインブレイクが発生するようになってしまいました。
やっぱりショックリーダーは3lbが必要ですね。
うん、素直に買い換えます。
で、肝心の釣果はどうだったかというと、6時間で25匹。数だけ見ると、可もなく不可もなく。時速4匹の目標はクリアできているので、不満はありません。
うち、11匹が0.6g以下のマイクロスプーンでの釣果です。BFの0.5gとPittの0.6g、アキュラシー0.6g。うまく流れに乗せながら、浮きあがらない程度にゆっくり巻いてくる釣り方ですね。
いわゆるドリフトってやつです。
ちなみに、先月まで調子が良かったクーガHFとミッツでは、1匹も釣れませんでした。
今月に入って釣り方がガラリと変わってしまい、難しいなと感じているものの、この日は46cmの大物が釣れたので、まぁ、よしとしましょう。
そうそう。それから、40cmのこの魚、スレがかりだったのですが、走る走る。ドラグを容赦なく引き出しながら、ぎゅーんと対岸まで突っ走っていきます。
ネットを小脇に抱え、ラインを巻き取りながら、岸沿いを必死に追っかけていく羽目になりました。
お祭りを避けるためにルアーを回収して、前を通していただいた釣り人の方々には感謝しかありません。
浮間公園/浮間釣り堀公園 2020/12/7 抹茶色の池
残り物のアカムシを消費する目的で、久しぶりに浮間公園に向かいます。
夏にはたくさん釣れた場所なので、気温が下がってきたこの時期でも、それなりに釣れるだろう、という安易な発想です。
現場に着いて、驚きました。
水際の葦がばっさり刈り取られていて、キレイになってるではありませんか。
水際に近づいてもっと驚きました。
抹茶ミルクかよ。
こんなんで釣れるのか?
不安は的中し、手前にアカムシを垂れてみても、見事なまでに反応がありません。ウキが風に流されていくだけで、魚の反応はゼロ。
岸にはずらっとヘラ狙いの釣り人が並んでいるのですが、みな例外なく長い竿を使って、緑の濁りの向こう側に仕掛けを打ち込んでいます。
池の周りをぐるりと一周してみましたが、状況はどこも同じです。
もしや、ウルトラQのオープニングなのか?
これじゃ釣りになんないよ。
トボトボ歩いて浮間釣り堀公園に移動します。
こちらも多少は濁りが入っているものの、常連の釣り人たちが池の周りにずらっと並んでいます。
まったく釣れないことはないはず。
先月だったか、新しく買った七尺の竿で池の中央に向けて投げ込んでみます。
反応がありません。
タナを変え、ポイントを変えて試行錯誤しているうちに、ようやく釣れる場所が見えてきました。
足下、岸際から30センチほどの近距離、タナも底ではなく水面から30センチほど。
うん、やりにくい。
七尺の延竿で足下を狙うという無理をやってると、どうしてもアワセのタイミングがズレてしまいます。
仕方ない、四尺のタナゴ竿に変更します。半径1メートルの極小ゲームです。
釣れる魚はちっこいクチボソばかり。
この日の釣果の半数を越える16匹がクチボソでした。
ウキはピコピコ動いて飽きないのですが、魚が小さすぎて、なかなか針がかりしないんですよね。
結局、3時間ほどやって、クチボソの他に金魚12匹、フナ1匹という釣果です。
計29匹。
楽しいかって聞かれたら、微妙。
同じ数釣れるんだったら、朝霞ガーデンのほうが楽しいに決まってます。
朝霞ガーデン 2020/11/30 30匹の壁を破れず
11月最後の朝霞釣行です。
10時半から開始して6時間。タックルはブレイクスルーゼロヴァージ 6.0GL 4Gにルビアス FC LT2000S、0.3号(1.4lb)のエステルラインです。
1号池をスルーして、いつも人が多いため、苦手意識ができつつあるルアー池から開始します。
今回のテーマはいつもと違う釣り。ハイバースト0.8gからスタートします。
動きが激しいハイバーストは、(朝霞では)放流のとき以外には投げることがありません。
スプーンだったら最初にアキュラシーやムートの0.9gあたりを投げるところなのですが、自分のなかの固定観念を崩してみよう、という魂胆です。
で、開始4分で釣れる。
なんだ、ハイバーストでもアタリが連発するじゃん。
すぐに2匹目。
次第にアタリが遠のいてきたので、今度はワレットの肥やしと化しているシャイラ0.9g。
で、釣れる。
普段は選択肢に入らないスプーンで、10分のうちに3匹をキャッチすることができました。
幸先いいかも。
少し間が空いて、こんどはアキュラシー0.6で2匹、ポンポンと連発。クーガナノで1匹釣れたところで開始から1時間が経過、ここまで時速5匹です。
うん、いい感じ。
いつもの2号池に移動します。
新しく発売されたクーガWWを使ってみます。カラーはクリアアボガド。
このクランク、クーガHFのように水面をテロテロ引き波を立てながら巻いてくることはできないんですね。ゆっくり巻き始めても、引き波ができない程度に沈みます。
プリプリ左右にお尻を振って、通常のクーガやクーガHFよりもアクションが大きい感じです。
特徴は、その重さ(2.9g)に比例した飛距離でしょう。半分ほどの重さ(1.5g)しかないクーガHFの倍とまではいかないまでも、それに近い距離をぴゅーんと気持ちよく飛んでいきます。
で、ゆっくり巻いてくると、表層でヒット。
立て続けに2匹をキャッチすることができました。
その後、アタリが遠のいて、次に時合が来たのは30分後でした。
今度はデカミッツで三連チャン。
せっかく水面爆発が連発しているところですが、ショックリーダーとの結び目でラインブレイク。
デカミッツのなかで最も信頼しているタッキーネオンが殉職してしまいます。
13時に放流が入るものの、放流魚の反応が薄い。このときの放流ではハイバースト1.3gで1匹釣れただけでした。
気を取り直して、デカミッツとクーガHFで水面攻略を続行、まあ、ポツポツと釣れ続きます。
焦らず、気長にポツポツと数を伸ばしていると、15:15に2度目の放流が入りました。
今度はアキュラシー1.0g VANで放流狩りにチャレンジです。
15:15、15:17、15:22、15:24と4匹をキャッチ、アピール力をあげるためハイバースト1.3gに変えて15:32、15:37と2匹をキャッチします。
まあ、2号池での放流狩りで、6匹キャッチできれば十分でしょう。
最後にクーガHFで3匹キャッチしたところで時間切れとなります。
結果、29匹。残念ながら今回は30匹、時速5匹の壁を破ることができませんでした。
いや、数としては満足なんですよ。それよりもデカミッツDRY 2.1g タッキーネオンをロストしたのが痛かった。
朝霞ガーデン 2020/11/26 連チャンと悶絶の繰り返し
久しぶりに記事化する朝霞ガーデン釣行です。
今月の朝霞釣行は4回目。ちなみに前回は6時間で26匹、前々回は30匹という結果でした。今月は割と調子が良いかも。
いつもより早い時間、午前9時過ぎから1号池でスタートします。
タックルは ブレイクスルーゼロヴァージ 6.0GL 4Gにルビアス FC LT2000S、ラインはエステル、トラウトエリア マスターリミテッド スーパーエステル0.3号 1.4lbです。
開始30分、アキュラシー0.6g、ピット0.6gで1匹ずつキャッチしたところで放流が入りました。
ドーナ1.5gに付け替えて、えいやっと放流狩りを始めると、すぐにドボンという低い音を立てて大きめの魚がかかります。目測で40cmオーバー。
やった。
ジリジリとドラグが引き出されます。
慎重にやり取りしていたにもかかわらず、ブチッ。ショックリーダーとの結び目のところからラインブレイクしてしまいました。
いや、でも落ち込んでいる場合ではありません。
急いでショックリーダーを結び直して、ハイバースト 1.3g レッド/Gで放流狩りを続行します。
9:40、9:42、9:47に3匹をキャッチ、アタリが減ってきたため、同じルアー0.8gのレッドフィニッシュで9:55、10:00に2匹。
計5匹を釣りあげたところで放流狩りは終了です。
おかげで時速7匹の好スタートを切ることができました。
しかし、そのまま悶絶タイムに突入。
次の1時間は時速1匹と低調。しかも、買ったばかりのトレモスマッシュ、ガーデングリーンをラインブレイクでロスト。これだからエステルは・・・。
どんよりと落ち込みながら移動します。
ルアー池で数投試してみるものの、魚が動いている様子も、ルアーを追ってくる様子も見えません。
いつもの2号池に移動します。
ピット0.75gでパタパタと連続ヒット。10:58から11:10の間に5匹をキャッチすることができました。
そこからまた悶絶タイム。
この日は、パタパタと釣れ続いた後、悶絶というパターンを繰り返すことになります。
次の波は1時間後、デカミッツとともに到来しました。タッキーネオンで11:56から12:08に間に4匹。
で、また悶絶タイム。
ただ、このパターン、悪くはないです。
ああでもない、こうでもないと試行錯誤していくと、正解に辿り着いたときにパタパタと釣れます。
パターンを掴んだとしても、ずっと続く訳ではないので、悶絶しながらまた別の正解を探し求める。この繰り返しは意外と楽しいのです。
次の波が来たのは13:16からでした。BF0.5gで13:22までの6分間に4匹をキャッチ。
その後はヒットルアーが安定しません。爆釣とまではいかないまでも、ちびパニクラSRやノアmでポロポロと釣れます。
最大の収穫は、この動画(8:53-10:45)で紹介されていた、クーガHFの早巻きで釣れたことでした。
私がふだんクーガHFを使うときには、ロッドを立て気味にして水面に引き波が立つくらいにテロテロ、ゆっっくり巻いてくるのですが、ロッドを水平に寝かせて、水面下20cmほどのレンジを放流狩りをするときくらいの早巻きでグリグリ巻いてきます。
本当に放流魚でもないニジマスが喰いついてくるのか、と半信半疑でやっていると、グッと竿先が引き込まれて、レギュラーサイズのニジマスをゲット。
連チャンこそしなかったものの、クーガHFの新しい使い方に開眼しました。よかった。
そうこうしているうち、14:34には30匹をクリア。5時間半の時点で目標を上回る時速5匹を達成することができました。
あとはもう、尺上の大物を釣りあげるのみ。
この日、まだ投げていなかったクーガHFのグリーンガーデンをセットして、水車からの流れの向こう側に向けてえいやっとキャスト。波紋が消えるのを待ってリールを巻き始めたところでドボンっ。
ヒットした瞬間に大物であることが分かりました。はやる気持ちを抑えつつ、慎重にやり取りして、なんとかネットイン。
満足の37cmでした。
やった。
こうして、ほぼ10日ぶりの朝霞釣行は、6時間で33匹という結果となりました。
時速5匹の壁を破れるようになったのは嬉しいのですが、ここからさらにブレイクスルーを引き起こすには、これまでとはまったく違うアプローチを習得しなければばらないのでしょう。
新しい挑戦が必要になってきました。