浮間公園/浮間釣り堀公園 2020/12/7 抹茶色の池

 残り物のアカムシを消費する目的で、久しぶりに浮間公園に向かいます。

 

 夏にはたくさん釣れた場所なので、気温が下がってきたこの時期でも、それなりに釣れるだろう、という安易な発想です。

 

 現場に着いて、驚きました。

 

 水際の葦がばっさり刈り取られていて、キレイになってるではありませんか。

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 水際に近づいてもっと驚きました。

 

 抹茶ミルクかよ。

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 こんなんで釣れるのか? 

 

 不安は的中し、手前にアカムシを垂れてみても、見事なまでに反応がありません。ウキが風に流されていくだけで、魚の反応はゼロ。

 

 岸にはずらっとヘラ狙いの釣り人が並んでいるのですが、みな例外なく長い竿を使って、緑の濁りの向こう側に仕掛けを打ち込んでいます。

 

 池の周りをぐるりと一周してみましたが、状況はどこも同じです。

 

 もしや、ウルトラQのオープニングなのか?

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 これじゃ釣りになんないよ。

 

 トボトボ歩いて浮間釣り堀公園に移動します。

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 こちらも多少は濁りが入っているものの、常連の釣り人たちが池の周りにずらっと並んでいます。

 

 まったく釣れないことはないはず。

 

 先月だったか、新しく買った七尺の竿で池の中央に向けて投げ込んでみます。

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 反応がありません。

 

 タナを変え、ポイントを変えて試行錯誤しているうちに、ようやく釣れる場所が見えてきました。

 

 足下、岸際から30センチほどの近距離、タナも底ではなく水面から30センチほど。

 

 うん、やりにくい。

 

 七尺の延竿で足下を狙うという無理をやってると、どうしてもアワセのタイミングがズレてしまいます。

 

 仕方ない、四尺のタナゴ竿に変更します。半径1メートルの極小ゲームです。

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 釣れる魚はちっこいクチボソばかり。

 

 この日の釣果の半数を越える16匹がクチボソでした。

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 ウキはピコピコ動いて飽きないのですが、魚が小さすぎて、なかなか針がかりしないんですよね。

 

 結局、3時間ほどやって、クチボソの他に金魚12匹、フナ1匹という釣果です。

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  計29匹。

 

 楽しいかって聞かれたら、微妙。

 

 同じ数釣れるんだったら、朝霞ガーデンのほうが楽しいに決まってます。