としまえんFA 2019/12/27
信じられない事態が発生してしまいました。
6時間やって、(ほぼ)ボウズ。
こんな惨劇は、今年になって初めてです。
今年のエリア釣行数は100回ほどなので、超激レアな事態、と言ってもいいでしょう。
年末、おそらくこれが釣り納めっていう日に、この仕打ち。ヘコむどころではありません。
一晩経った今でも、ショックに打ちひしがれています。
(ほぼ)と言うのは、1匹だけ、スレで釣りあげたからです。
原因は人の多さ、そっから生じるお祭りの多発。
朝霞ガーデンのように、周りが熟練者ばかりであれば、こうした事態は生じません。少なくとも、人の前を横切って、斜めにキャストしてくる人はいませんから。
何度も何度も、ラインを持っていかれ、僕が唖然としていても、お祭りしてることにすら気づかないままリーディング、挙げ句の果てに、違和感を感じて大きくアワセを入れるって、そりゃグチャグチャに絡まりますよ。
お願いです、自分のルアーがどこをどう泳いでるのか、それだけでいいので、認識してください。
そして強風。
お昼過ぎに吹き始めた北風は、秒速17メートルに達していました。
まっすぐ投げたスプーンが、空中で流されて斜め45度の地点に着水する程です。びゅーっと吹きつける突風に、姿勢を崩されることも。
これでは釣りになりません。
天気予報が「晴」でも「曇」でもなく「風」と表示されていたにもかかわらず、あまり気にしないまま釣行した自分がアホでした。
書き添えるとすれば、ミシガンエリアで一度だけ、練馬サーモン(らしき大型魚)がかかりました。
噴水の中心部です。着水してすぐ、ラインがグッと引き込まれました。
フッキングはガッチリ決まっていたものの、数分ほどファイトしたところでラインブレイク。
結束部分で切られたのではなく、ショックリーダーの真ん中が切れていたので、これはもう、なす術なし。
2.5lbのショックリーダーで頑張っていたのですが、やっぱり細すぎました。
「太い糸と大きい針では魚に見切られてしまう
掛けるには糸を細くして針を小さくするんだ
だがそれでは掛けることが出来ても
大物は上げることが出来ない
この矛盾を克服しなければならない
それが釣りなんだ」
『バーサス魚紳さん!(5)』の、お父さんのセリフが身に染みます。
こうなると、年内にもう一度、リベンジするのかどうか。
To fish or not to fish、それが問題なのです。