としまえんFA 2020/2/6

 強風注意報が発令され、今年一番の冷え込みとなる日に釣りなんか行くもんじゃありませんね。6時間の苦行を積んで参りました。

 

 タックルはイプリミ 60XUL-4 釣り竿フリームス LT1000Sのナイロンライン。PEを巻いたカルディア LT1000S-Pのつもりだったのですが、出がけにあたふたしてたんで、間違えました。

 

 最初はナイアガラエリア東側に陣取ったものの、風が強すぎて、キャストさえままなりません。

 

 今朝の公式ブログによると、

 

魚たちは元気ですが、底にべったりいるような感じなので、底を中心に根気強く狙えば釣果が上がると思います。

 

 ボトムですね、分かりました。

 

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 あれ?あれれ?

 

 み、水が替えられた?

 

 底までクッキリ見える。

 

 足元を例外として、目の前に魚がいないことまで丸見えです。

 

 

 そそくさと北側に移動します。

 

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 背中に強烈な北風を受けながら、取っ替え引っ替え、いろんなルアーを投げ倒します。アキュラシー、ノアJr、アイスフェイク、ムート、ハイバースト、ティアロ、ティースプーン。

 

 うん、見事なまでにアタリがありません。

 

 ハイバーストを追ってくる個体はいるのですが、食いつく前にぷいっと見切られてしまいます。

 

 

 クランクならどうだ。

 

 ZAGGER、ザンム、ぷちモカ、ちびパニクラ、クーガナノ、タップダンサー、そして、Xスティックにまで手を出してみたものの、反応なし。

 

 周りで釣れている人もいません。っていうか、どんどん人がいなくなっていきます。風が強すぎて、釣りどころではないのです。寒いし(最高気温6℃)。

 

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 こんな閑散としたナイアガラエリアは久しぶりに見ました。

 

 後ろからびゅーっと吹きつける北風に何度、姿勢を崩されたことか。

 

 

 なまじ魚が目視できるだけに辛さは倍増。

 

 寒さと風のダブルアタックに負けるんじゃない。そう、気持ちを鼓舞するものの、開始から実に2時間半、手がかりすら掴めず。

 

 このままだと6時間ボウズ、という悪しき予感が頭をよぎります。

 

 

 13時過ぎ。あるルアーが窮地を救ってくれました。

 

 救世主の名はミッツドライ。

 

 まさかのトップウォーターです。

 

 何事も、思い込みはいけませんね。

 

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 水面には常に波が立っているものの、デジ巻きで引いてくると、黒い影が追ってくるのが見えます。そこでピタっと止めると、魚はいったん引き返すような素振りを見せます。そこでまた、ぐりっとハンドルを一回転巻くと、Uターンして、水面に向かってスルスルと上昇、パクっ。で、アワセ。

 

 水がどクリアなだけに、アタリよりもずっと前の段階から目視できる状態なのです。

 

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 風さえなければ、こんな面白い釣りはありません。

 

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 そっから2時間で6匹。数こそ少ないものの、釣りあげるまでのステップを含め、ひとつ引き出しが増えた気がしました。

 

 ただ、秒速6メートルを超えるような強風の日は、もう釣りには行かないようにします。

 

 

 どうせ遠投も出来ないし、最後の30分は苦手なアマゾンエリアにチャレンジしてみましょう。セットしたのはちびパニクラDR。

 

 下流に向かって軽くキャストして、ゆっくり引いてくると、あ、アタリあるじゃん。

 

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 あっさりと1匹追加。最初からこっちにしとけば良かったのか。いい加減、アマゾンエリアの苦手意識を克服しなきゃな。

 

 

 てな訳で、6時間で7匹というド貧果でした。それでも、今日のコンディションでは、これで上出来なのでしょう。