月島川 2020/11/24 延々とダボハゼと戯れる

 月島にハゼ釣りに行ってきました。

 

 実は一昨日も子どもたちとハゼ釣りに行ったのですが、数は釣れた(3人で3時間、80匹ほど)ものの、子どもたちの世話で集中できなかったため、不完全燃焼でした。早めに仕事を切り上げての再釣行です。

 

 行先は月島と言っても下町情緒に溢れる佃堀ではなく、マンションに囲まれた月島川です。水門の手前、西仲橋の脇辺り。

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 水は意外とクリアです。浅い場所ではサイトフィッシングが可能なくらい。手前にアカエイの死骸が沈んでいました。

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 タックルは九尺の延竿に1号の道糸、ワンタッチシンカー ロック 1号を付けて、針はキス競技用(糸付) 赤 5号。エサは余っていたアオイソメを1-2cmくらいに切りながら使います。

 

 満潮だとこの手前が水深2メートルほどになるため、七尺だと短いかな。九尺の竿がちょうどいいと感じています。

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 ゆっくりエサを落として、底を取ったら、ちょっとだけ持ちあげる。竿先がユラユラし始めるくらい。

 

 竿先に集中すると、すぐにググッと引き込まれて、ちっこいダボハゼが釣れます。それはもう、次から次に。

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 ただ、この辺りはもう時期じゃないのでしょう、マハゼはほとんどかかりません。持ち帰って食べるのであれば、ランガンしてマハゼを探し歩くのでしょうが、ダボハゼに遊んでもらえば満足なので、ひたすらエサを落としては竿先に集中、アワセを入れるタイミングを練習します。

 

 結果、3時間ほどで70匹。

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 30匹を超えた辺りでウグイ、

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59匹目にはそこそこ良いサイズのマハゼがかかりました。

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 数やサイズで言うと、浮間公園でブルーギルを釣るのと同じような感覚ですね。

 

 今日は最高気温が13℃ほど、しかも途中、小雨もパラついたため、陽が傾くにしたがって体が冷えてきした。もう冬が来るんだなって実感しながら帰路につきます。

朝霞ガーデン 2020/9/28, 30, 10/5 ラインで釣果は変わるのか?

 ここ最近の朝霞ガーデンでの釣果は、良い言い方をすれば「安定している」、悪い言い方をすれば「変わり映えしない」結果となっています。

 

 近いところでは9月28日、9月30日、10月5日に釣行しました。この三回の釣行、同じタックルでラインだけが異なる条件だったため、その釣果を比較してみようというのが、この記事の趣旨です。

 

 タックルはプレッソST 60UL-420 ルビアス FC LT2000S

 

 肝心のラインは9月28日と30日がプレッソ タイプE 1.5lbで、10/5がファメルトラウト サイトエディション 2.5lbです。

 

 つまり、エステルとナイロンの違い。

 

 アプリの記録によると、3日とも最高気温は23℃か24℃。気温に大きな差はありません。

 

 まずはエステルで挑んだ9月28日。

 6時間24匹(うち放流2匹)で時速4匹を達成。ヒットルアーはミッツドライのヤスノブリクラで12匹。

 

 同じくエステルを使った9月30日。

 6時間21匹(放流効果なし)で時速3.5匹。14時以降の釣果が極端に減ってます。ヒットルアーはばらけていて、クーガナノのクリアアボガドで4匹、Pitt0.6gの平成で3匹。

 

 気分を変えて、ナイロンで挑んだ10月5日。

 6時間で19匹(放流効果なし)、時速3匹強。この日もヒットルアーがばらけていました。

 

 釣果としては、エステルのほうが多い結果となりましたが、まあ、誤差の範囲内という気がします。

 

 サイズはどうでしょうか。

 

 朝霞ガーデンで釣れるのは25cm前後のニジマスがほとんどなのですが、たまに尺(30cm)超えの大物が掛かってきます。

 理由は不明ですが、今年の夏以降、尺超えサイズが釣れる割合があがってる気がするんですよね。

 

 28日は尺超えサイズが4匹、うち1匹は40cmの大物でした。

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 30日は尺超えが4匹。

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 5日は尺超えが5匹で、最大37cm。

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 釣れた数に対する大物の割合はナイロンに多少、分があるという結果になりましたが、釣れる魚のサイズがラインによって変わるというよりも「たまたま」な気がしてしまいます。

 

 まぁ、エステルを使っても、ナイロンを使っても、釣れる魚の数やサイズに大差はない、というのが比較してみた結果です。

 

 もちろん、ルアーの飛距離やアタリの出方、魚とのやりとりの力加減など、ロッドに伝わる感触はまるっきり違いますよ。

 

 エステルのガツンッっていうアタリは確かに分かりやすいのですが、どうしても結束部分で合わせ切れが生じるし、ナイロンのグニュンっていう感触も嫌いではないので、今後も気分によって使いわけていこうと思います。

 

 でもまぁ、こうして比べてみると、毎回、変わり映えのしない結果であることが一目瞭然になってしまいますね。

浮間釣り堀公園 2020/9/24 

 ここのところ、釣りに行こうとするたびに雨や風の予報にやる気を挫かれ、朝霞ガーデンに行く回数がめっきり減っています。

 

 24日も台風が接近しているというので強風の予報。秒速7メートル。

 マイクロスプーンが風に流されて、斜めに飛んでいく姿が瞼に浮かぶようです。

 うん、朝霞ガーデンに行っても、イライラが募るだけだな。

 

 行き先を浮間釣り堀公園に変更です。アカムシを携えて、浮間舟渡の駅からトボトボと歩いていきます。

 

 釣りができる時間は2時間ほど。ちゃちゃっと効率よく釣りあげたいところ。

 

 仕掛けを竿(2.7m)の長さに合わせて新しく作り替えたら、竿先が鳥除けのために頭上に張り巡らされたテグスに引っかかってしまうようになってしまいました。

 

 あちゃ、もっと短い竿を使わないといけないのか。

 

 常連のおじさんたちを観察してみると、みんな、四尺ほどの短い竿を使っています。

 

 表層を狙い撃ちする私の釣り方は、ヘラブナ用の細長いウキを使う彼らの釣り方とはまるっきり違うのですが、それにしても、腕を伸ばして竿を立てられないのは厳しい。

 

 この場所では六尺、あるいは七尺くらいの竿のほうがいいのかもしれません。

 

 延べ竿としては115cmのタナゴ竿を一本、八尺の渓流竿を一本、九尺のやつを二本、所有しているので、次に増やすんだったら六尺かなって思ってるんですよね。

 

 渓流竿 ひなた 6尺 釣り竿幸釣 456 アカあたりかな。

 

 話を本題に戻します。

 

 金魚の群れが表層に浮いているのは変わらないものの、束釣りを達成したときのように、簡単にはエサに食いついてくれません。
iprimi.hatenablog.com

 

 しかも、エサを打ち込むときにポチャンと音を立てると、金魚がさっと散ってしまいます。

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 群れのど真ん中に、そっと優しく落とすしかありません。

 

 竿を立てられないだけでなく、キャストしようとすると強い風に仕掛けを流されてしまうため、これがなかなか難しい。

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 ペースとしては束釣りを達成したときの半分ほど。時速20匹というところでしょうか。

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  浮間公園のちっこいブルーギルとは違って、金魚の重みが竿にグッと伝わってくるので、これはこれで楽しいのですが、なんだか物足りない。

 

 けっきょく41匹で納竿しました。

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  次は朝霞ガーデンに行きたいな。

朝霞ガーデン 2020/9/17 クーガHFをまたもやロスト

 このところ、エサ釣りばかりやってるように見えるかもしれませんが、エリアトラウトを辞めた訳ではありません。朝霞ガーデンには週1ペースで行っているんですよ。

 でも、記事にするような出来事が起こらない。

 いつも同じような展開で、大袈裟に言えば、行く前から釣果が予測できてしまうのです。

 

 

 この日もまた、いつもと同じような展開でした。

 1号池、ルアー池で悶絶して、ようやくファーストフィッシュ。2号池でヒットルアーを探して試行錯誤。

 いつもと違っていたのは、アキュラシー0.9gのなかでも、これまで釣れたことのないカラーが当たりだったことです。

 

 「もみじまんじゅう」。

 

  暑い盛りの頃はグリーン系のカラーが調子良かったのですが、最近はアタリすら得られません。ブルー系もダメだし、どうしたものか、と普段は投げないカラーを試したところ、

 

 13:37

 13:42

 13:46

 13:50

 13:52

 

 なんと15分間で5匹。

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 その後も14:14と16:05にこのカラーでキャッチ。この日の釣果の1/3をひとつのルアーであげることになりました。

 

 ただ、この日は混んでいたため放流狩りもできず、16時過ぎには終了したため、フライ池開放(16:30から)に頼ることもできず、結局、6時間で21匹という釣果で終わることになりました。

 

 まあ、可もなく不可もなく、いつも通りな感じです。

 

 釣果として不満がある訳ではないものの、この日、ドンヨリ落ち込んでしまったのは、終了直前に、こちらに向かって斜めにキャストしてくる、他の釣り人とお祭りしてしまったことでした。

 

 ショックリーダーの結束部分から、ラインがぷっつり切られてしまい、買い直したばかりのクーガHF、サンセットベージュをロスト。

 

 このルアー、よく行く釣具店では軒並み品切れで、なかなか売ってないんですよ。ロストする度に、通販で取り寄せています。

 

 これで、ここ2ヶ月間で4回目のロスト。

 

 まぁ、それだけ釣れるルアーってことなのですが、だからこそ、ロストしたときのショックがでかい。

 

 帰宅後すぐに、また同じルアーの発注をかけます。

 

 そして、少しでもラインブレイクを減らすべく、ルビアス FC LT2000S小満屋DRAG TYPE LT ダイワLT用を導入して、ラインをエステルライン プレッソ タイプE 150m 0.5号 2.5lb クリアーに巻き替えました。

 

 これでルアーのロストが減るといいんだけど。

三領水門+浮間公園 2020/9/10 ブルーギルは難しい

  8月7日の記事に書いたことを実行すべく、三領水門に出かけてみました。 

iprimi.hatenablog.com

 

 ブルーギルをルアーで釣るのです。

 

 ここ、雰囲気は割と気に入っているのですが、悲しいことに一度も魚をあげたことがありません。

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 タックルはイプリミ 60XUL-4フリームス(2018) LT1000S、ナイロン2.5lbです。完全にトラウト仕様。

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 周りのアングラーはごっついバスタックル。ひとりフニャフニャのロッドを振っていると、変な目で見られてるんじゃないかと心配になってきます。自意識過剰ですね、はい。

 

 ARスピナー3.5gやファクター1.2g、ジグヘッドに月下美人 アジングビーム 極み 2インチをセットして、えいやっと投げてみます。

 

 てろてろてろ。

 てろてろてろ。

 てろてろてろ。

 

 

 2時間ほどやって、はい、惨敗です。アタリのひとつも得られません。

 

 ワームとジグヘッドをいくつもロストしただけ。

 

 打ちひしがれながら、雑草が生い茂る坂道をトボトボとのぼっていきます。

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 このまま帰るのは悔しい。

 

 赤羽で埼京線に乗り換えて、浮間公園へと向かいます。

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 こんなこともあろうかと、アカムシと延竿を持参していました。

 

 で、簡単に釣れる。

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 1時間強で50匹の釣果。

 

 なんでルアーじゃ釣れないかな。

浮間公園 2020/9/4 ブルーギルでタイムアタック

 最近も釣りにはちょくちょく行ってるんです。でも、釣果が芳しくない。

 

 8月31日は朝霞ガーデンで21匹(時速3.5匹)。その結果、8月の朝霞ガーデンは6回の釣行で、平均21.8匹(いずれも6時間)という成績でした。

 大半の場合、フライ池開放の時間よりも前に帰ってしまうため、どうしても平均時速4匹の大台に乗せられません。

 

 しかも、9月2日は14匹(時速2.3匹)という貧果でした。

 

 なんだか、釣りに行く前から結果が見えてしまう気がして、少々萎え気味なのです。暑いし。

 

 

 こんなときは趣向を変えて、別の釣りに興じるに限ります。 

 

 金曜日は、先日の束釣りがまぐれではなかったことを確認するため、アカムシを携えて浮間公園に向かいました。前回と同じタックルでブルーギル釣りです。

 

 今回は100という数字ではなく、釣るスピードにこだわってみます。

 

 2時間のタイムアタックに挑戦です。いかにタイムロスを少なくして、効率よく釣り続けるのか。手際の良さが試されます。

 

 手前に沈んだ石の周りにアカムシを落とします。ぽちゃん。

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  魚がいればすぐに反応が返ってきます。
 
 ポンポンポンとリズム良く釣りあげていくうちに、ウキが「動かない」という反応もあることに気がつきました。正確に言うと、風に流されているウキが一瞬、ぴたっと「止まる」。
 
 おそらく、これまでは完全に見逃していたアタリです。
 
 そこでひょいと竿をあげてアワせると、ちっこいブルーギルがあがってきます。

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 どれだけ小さなアタリに反応できるのか、試行錯誤してみるってのも楽しいものです。
 
 ターゲットがタナゴではなくブルーギルなのですが、三平くんが言うところの「ちっこい魚をほそいしかけで釣るってのもビッグゲームにまさるともおとらねえビッグゲーム」なのです。
  結果、2時間で86匹でした。時速43匹。数だけみれば、朝霞ガーデンの10倍を軽くこえる釣果です。

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 まあ、こんなもんでしょう。集中してやれば、もうちょっとスピードをあげられそうな気がしています。

浮間公園 2020/8/28 ブルーギルの束釣り

 残っていたアカムシを消費すべく、浮間公園でのんびり釣り糸を垂れてきました。ブルーギルがウヨウヨいる、風車前です。

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 ふだん延べ竿でエサ釣りするときは270cmの渓流竿を使っているのですが、小物釣りのために購入した「よしむらくんのタナゴ竿 115」を使ってみます。

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 うん、予想した通り、手前にしか届かない。

 

 それでも、手前に沈んだ岩の影にエサを落とすと、パタパタと釣れ続きます。

 ウキがぐいんと沈みこむこともあれば、斜めにちょっと傾くだけのこともあり、アタリの出方がバラエティに富んでいます。

 細いタナゴ竿なので、針がかりすると魚の感触がプルプルと伝わってきて、これはこれで楽しいかも。

 

 あがってくるのは、ほぼ例外なくブルーギル。4cmから10cmほどのおチビちゃんばかりです。

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 2時間やって40匹くらい釣れればいいな、と思って始めたのですが、1時間半ほどで60匹に到達してしまい、完全にやめどころを見失ってしまいました。

 

 この季節、我が世の春とばかりに蝉が鳴き声をあげ、岸の近くではトンボが縦横無尽に飛び回っています。背中が青いのでシオカラトンボなのでしょう。

 

 アカムシを投入しようとすると、たまに、そのトンボがアタックしてきます。

 

 で、釣れました、トンボ。

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 いや、左膳岩魚を狙っている訳でも、

 

 スカーレットとのラストダンスを狙ってる訳でもないから。

 

 トンボは激しく暴れてラインにぐるぐると絡まってしまうので、優しく傷つけないようラインを外すのに手間がかかります。うん、きみは釣れなくていい。

 

 その後も、かんかん照りの陽射しが照りつけるなか、黙々とブルーギルを釣りあげていきます。98、99、100。

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 途中、「外道」としてクチボソ2匹、ブラックバスが1匹、釣れたので、103匹で納竿にしました。ここまでの所要時間、3時間ほど。

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 ふぅ、ブルーギルでの束釣り達成です。

 

 こうして見ると、ハゼみたいだ。

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 二度目の束釣りを達成してみて分かったんですけど、束釣りって「釣り」ではなくて「作業」ですね。たしかに終わったあとの満足感はあるんだけど、最初から狙ってやるもんじゃない。

 

 あ、いや、でも、やっぱりハゼの束釣りには挑戦してみたいかも。ハゼで爆釣したことないからなぁ。